教育ローマ字の変更履歴

バージョン番号は、0.*は2019年9月14日(本稿執筆日)に後付けで与えたもの。

0.4.0 (2018年4月ごろ):

最初のバージョンを公開。アクセントはアキュートアクセントで、イントネーション句はアポストロフィで示していた。

0.5.0 (2018年5月ごろ):

文字の底部に基底アクセントを表示し、上部に表層上の音調情報を示した。

0.6.0 (2018年6月ごろ):

イントネーション句を大文字で示すことにし、アクセント記号をサーカムフレックスに変更した。基底表示は廃止した。現在に至るまでの基本仕様がここで固まった。このバージョン以降は、資料集のOlderフォルダに記録がある。

0.10.0 (2018年10月ごろ):

付属語をアポストロフィで示すことにし、アクセント句の表示が完全になった。

0.11.0 (2018年11月ごろ):

動詞の語基に Imperative を導入した。

1.0.0 (2019年1月ごろ):

  • アクセント記号を modifier letter vertical line に変更した。
  • 全ての自立語がアクセント記号で明示されるようになったことに伴い、付属語のためのアポストロフィを廃止し、語ごとにスペースを挿入するようにした。
  • アポストロフィの廃止に伴い、Nominal のトレマを導入した。
  • 接続の種類を従来の5種類から8種類に増やし、原則として全ての語について接続形を規定することとした。
  • 品詞の分類を語尾に基づいて行うことを原則とし、語尾と品詞が一対一で対応するように分類を見直し、自立語8品詞、付属語3品詞を胃底した。
  • イントネーション記号を廃止し、語彙的イントネーションの概念を導入した
  • 1.*というバージョン番号を与えた。

1.1.0 (2019年1月ごろ):

  • 間接話法の「と; to」を宣言形から真偽形に移動し、コピュラにそれに相当する -to 系列を追加した

1.2.0 (2019年1月4日):

  • 「連接形」「真偽形」「宣言形」を「敬体形」「真偽形」「命令形」として再編成し、それに合わせて付属語と動詞の活用表を再整理した
  • 呼びかけの形」に関する記述を追加

1.2.1 (2019年1月16日):

  • 微修正

1.2.2 (2019年1月21日):

  • 古い記述を修正
  • 「呼びかけの形」に関する記述を追加

1.2.1 (2019年1月16日):

  • 微修正

1.2.2 (2019年1月21日):

  • 古い記述を修正

1.2.3 (2019年1月21日):

  • 指摘を受けて誤植を修正(ありがとうございます)

1.2.4 (2019年1月22日):

  • 「無標な表記」と「準体現用法」について記述を追加。古い記述を修正。

1.2.5 (2019年1月28日):

  • キャスで指摘のあった誤記を修正(ありがとうございます)

1.2.6 (2019年2月5日):

  • 「数えない拍」からウ段長音の2拍目を除外

1.2.7 (2019年2月22日):

  • アクセント句境界のピッチ変動に関する記述を微修正

1.3.0 (2019年2月23日):

  • 「知覚アクセント」と「理論アクセント」の区別を導入し、「数えない拍」および「条件アクセントの例外」に関する規則を廃止
  • 接続の種類の名前に英訳を設定し、日本語呼称の「理由形」を「事実形」に、「敬体形」を「敘実形」に変更
  • 「再帰屈折」の枠組みを多相屈折として再定義
  • 条件アクセントの英訳を conditional accent と設定
  • そのほか文言の微修正

1.3.1 (2019年2月23日):

  • 「接続形」を「接続の種類」に書き換え • 古い記述の修正

1.4.0 (2019年3月1日):

  • 真偽形を廃止し、Suppositional 仮定形と Indirective 間接形に分割
  • 接続の種類の Imperative 命令形を Jussive 要求形に改称
  • 接続の種類の整理に伴い、ˈdarou, ˈdesyou が連繋形につくという記述を削除 • 品詞列に陳述詞を追加
  • 古い記述の修正
  • そのほか文言の修正

1.5.0 (2019年5月15日):

  • 「接続の種類」は「句の種類」、「~形」は「~句」と言い換え
  • 動詞の命令語基を廃止し、命令形は動詞に派生接辞をつけて作る陳述詞に
  • 冠詞列を見直し、ni とゼロが条件句を作ることになり、ha, mo が接続詞に統一

1.5.1 (2019年6月9日):

  • 古い記述の修正

1.6.0 (2019年8月11日):

  • ピッチの断絶を伴う「だろう・でしょう」系の自立語の表記に記号 ◌͘(Combining Dot Above Right) を採用
  • 倒置によるピッチの断絶についての記述を追加
  • 「語尾の分析の一貫性を保つ」方針の記述を追加
  • そのほか文言の修正

1.6.1 (2019年8月19日):

  • アクセントとピッチの断絶についての記述を修正
  • 「仮名漢字を置き換えるものではない」に追記

1.7 (2019年10月31日):

  • これ以降は、二桁目以上の更新内容を Revisions カテゴリに記録する